明治時代以降、手揉みにかわる能率的な機械製法が考案され、現在では蒸熱、粗揉、揉捻、中揉、精揉、乾燥の6工程で製造されている。品質としては、形状が細く針状のものを良とし、香気は特に一番茶新芽の新鮮な香りを保持したものが良い。また、滋味には特有の旨味と適度な渋みのバランスが重要である。このような品質上の特性を重視することから、その製造工程においては茶葉の短時間の蒸熱とそれに続く低温乾燥というきめ細かな注意が払われている。
一番茶中期〜後期、二番茶初期に摘んだお茶です。さっぱりした味ですが番茶よりコクがあります。普段、お湯の温度を気にせずに飲むには最適です。
各湯飲みに、お茶の量と濃さが均等になるように、順番に注ぎ分ける。
茎茶(棒茶)・粉茶
ひときわ鮮やかな色をした茎葉の茶葉。
※お茶は温度の変化を嫌います。
宗円の製法は宇治製法(青製煎茶法)といわれていますが、今では機械化が進み、ほとんど手作業で作ることはなくなりました。同店では毎年5月3日だけ、新茶の時期に合わせて手もみ製法を実演しています。仕上げるのに5時間以上はかかるそうですが、針のように繊細で美しい茶葉になるそうです。当日は、もむ前の蒸し上がった茶葉を塩と一緒に炊きたてのご飯に交ぜる「新芽おにぎり」もふるまいます。お茶の香りがほのかに漂って絶品とのことです。
緑茶のカフェインは、中枢神経に興奮的に作用し、 知的作業能力や運動能力も高めることを研究で証明されています。 私達の体の機能に様々な作用を与えてくれている事が注目されており、 お茶は判断力や記憶力の増強に役立つことが、 実験を通して証明されています。 気分転換、特に神経性疲労やストレス解消に、一服のお茶は生活に欠かせない飲み物です。
昭和大医学部の島村忠勝教授(細菌学)は数年前から、茶に含まれる渋みの成分「カテキン」が腸炎ビフリオや黄色ブドウ球菌などを殺菌する作用を持つことを研究してきました。今年七月には、一万個のO157を緑茶一CCの中に入れる実験をしたところ、五時間後には菌が全滅する結果が得られたといいます。「食中か食後二、三時間以内に茶を飲めば、胃の中でカテキンと接触した菌が死滅することが十分期待できる」と島村教授は話しています。
●空腹時に濃い目のお茶を飲んじゃダメ?